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2006年 09月 07日
ずらっと並んだ、このカード状のものたちは何でしょう?実はウェディングで使う「席札」なんです。
披露宴に招かれると、お皿の上にゲストの名前が書かれたカードが立ってるでしょ?あれって1枚1枚カリグラフィーで書くんですよ~。 欧米では、結婚式の日取りが決まったら、まずカリグラファー(カリグラフィーの書き手)を探す、と言われるほどポピュラーなものです。招待状、席札、席次表、メニューカードなど、たいていのものはカリグラフィーで書くのですって。 対して、ゲストのお名前を毛筆で書くのを「筆耕」と言います。日本では、筆耕とカリグラフィーは半々くらいでしょうか。 どちらも完全に手書きです。 格式の高いレストランになるほど、きちっと手書きのものを用意されるようです。 微妙なインクの濃淡など、印刷では出せない味わいのあるもの。 インクで書くので、乾くのに1週間くらいかかります。 スタジオではこんなに広げて乾かしておけるスペースがないので、席札書きはもっぱら家に持ち帰って内職仕事です。ざ~っと広げて乾かしてるところって、港で見る「アジの開き」を干してるとこに似てません? ☆ Rankingに参加しています。 お気に召していただけましたら、ワンクリックお願いいたします。 励みにいたします。
by madame-monami
| 2006-09-07 23:54
| カリグラフィー
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